9/18(日)に第6回日本DMAS主催夏合宿を開催いたしました。
今年も昨年同様、オンライン上での開催となりました。
今年は、災害時における職種間の連携や多様性の意義について講義や演習等を通して学び、理解を深めたいと考え、「多職種連携」というテーマで実施しました。
前半にパネルディスカッション、後半に学生企画と上半期の各支部の活動報告を行いました。
パネルディスカッションでは、「多職種の視点から考える災害時のロジスティクス活動」というテーマで、さまざまな職種の先生方をお招きし、演者の先生方にご講演していただいた後、ディスカッションを行いました。
先生方には実際に経験した事例を交えながらお話いただき、災害時に各職種がどのように活動しているかや、多職種連携の重要性について理解を深めることができました。
また、「災害時に学生ができるロジスティクス活動」について、先生からご意見を伺うことができ、DMASの活動に関して今後に繋がる有意義なディスカッションを行うことができました。
災害時対応チームセクションでは、昨年度の災対企画であるCSCAに沿った災害対応の実際について考えるワークに引き続き、避難所に向かった先での診療情報をJ-SPEEDを用いて収集し、集まった情報をもとに方針を決定、さらに地域ごとに必要な支援はあるか、つなぐ必要のある機関があるかなど、必要な医療調整をCSCAに沿って考えるというワークを行いました。
特にJ-SPEED診療日報への記載演習では、統合集計報告書をもとにつなぐ機関について考えるワークを行い、実際の記入方法や学生にも出来うるロジスティクス、多機関のつながりについて考えを深めることができました。
今回大変お忙しい中、パネルディスカッションにご登壇いただいた先生方ならびにご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
今後とも日本DMAS及び各支部をよろしくお願いいたします。