10/16(土)に日本DMAS主催第一回災害医療講演会を開催いたしました。
今回の講演会では本講演会は独立行政法人 国立病院機構本部DMAT事務局次長の近藤久禎先生をお招きして災害医療の歴史についてご講演していただきました。日本の災害医療は阪神淡路大震災から始まり、先生がご講演中に仰っていた「災害医療は一歩進んで二歩下がる」という言葉は非常に考えさせられるものでした。また一度の災害で成功しても同じ災害がまた起こるとは限らなく、勝って兜の緒を締めるという言葉がまさしく災害医療なのだなと痛感させられた学生も多かったかと思います。
今回の講演会は、すでに基礎的な災害医療知識を持つ学生にとっては災害医療の知識の新たな視点の獲得・整理・定着を促す良い機会となり、災害医療を学びたての学生にとっては災害医療に対する興味の更なる向上につながるものになったのではないかと思います。
大変お忙しい中ご講義いただきました近藤先生、誠にありがとうございました。
次回の第二回講演会の内容は下記の通りです。
第二回も大変貴重なお話を聴く機会となっておりますので、皆さま是非ご参加ください。
○第2回目
日時:11/27 (土) 14:00~15:30
講師:中山伸一先生
兵庫県災害医療センター センター長
テーマ : 阪神淡路大震災
内容 : 日本の災害医療の転換点(DMATや災害拠点病院、EMIS創設のきっかけ)